今回はパソコン転売における仕入れの際の注意点を具体的に解説します。
パソコン転売をしようかと思っているけれど、
・仕入れってちょっと怖い
・トラブルが起きたりしないの?
・壊れたものが届いたらどうするの?
などが不安だという方もおられるかと思います。
確かに『中古品を仕入れる以上、トラブルが全く無い』とは言い切れません。
けれども、避けるべき項目をしっかりと抑えておくことで無用なトラブルを避けることができます。
PC-BASでパソコン転売をしようとお考えの方も、是非ご参考ください。
パソコン転売の仕入れ時に避けるべき項目は?
ではさっそく、パソコン転売の仕入れをする際の避けるべき項目をザッと説明しますね。
いずれもパソコン転売の先駆者や、僕の体験談を踏まえた上での内容となります。
まず、パソコン転売における避けるべき点として、下記のものは避けるようにしましょう。
《絶対避ける項目》
・通電しない
・通電するけど画面が表示されない
・液晶画面不具合
・キーボード不具合
・BIOSロック
などが挙げられます。
では、個別に解説しますね。
通電しない
通電しないものは論外です。
ばらしてパーツを個別売りするなら構わないのですが、PC-BASの教えではパーツ売りは推奨していません。
僕もパーツ売りは売れにくいし、利益率も低いので行っていません。
なので通電しないものは仕入れないようにする方が良いでしょう。
通電するけど画面が表示されない
通電するけど画面が表示されないもの。
この場合、マザーボードに異常がある可能性が高く、使い物にならないことが多いので避けるほうが良いでしょう。
稀に「放電」作業をすることで、画面が付くように復帰できる場合もありますが、そこにワンチャン掛けるくらいなら元々仕入れない方が望ましいです。
液晶画面不具合
液晶不具合は個人では修理するのが困難です。
また、パソコン自体は使用出来るけれども液晶画面不具合のあるものは『売れにくい』です。
メルカリなどでパソコンを購入する方は、「性能」よりも「気持ちよく普段使いができるか」を重視する傾向にあります。
そのため、いくら安くても液晶不具合は避けるほうが良いでしょう。
キーボード不具合
キーボード不具合に関しても、個人で修理するのは困難です。
・押しても反応しないキーがある
・どこかにキーが欠けている(押せるけど欠けている)
などの場合でも、途端に売れにくい状況になります。
そのため、キーボード不具合の場合も避けるほうが良いでしょう。
BIOSロック
BIOSロックとは、パソコンの管理画面を開けない状況を指します。
通常使いの場合はBIOS画面を開くことは無いかもしれませんが、万が一の場合はメンテナンスとしてBIOS画面を開くこともあります。
そのため、ロックがかかってて管理画面が開けないものは避けるほうが良いでしょう。
以上が絶対に避けるほうが良いものとなります。
上記に挙げたものは、使用に耐えない状況になりえるものです。
そのため、いくら仕入れが安くても避けるほうが良いでしょう。
パソコン転売の仕入れ時にできれば避けるべきもの
続いて、できれば避けた方が良いものを説明します。
下記のものは僕も避けている項目となります。
《できれば避ける項目》
・DVDドライブの不具合
・ヒンジ欠けなど外装の傷が酷い
・USBポートの不具合
では個別に説明しますね。
DVDドライブの不具合
DVDドライブは、ソフトをインストールしたりDVD鑑賞をしたりと、結構用途は広いです。
そのため、DVDドライブに異常がある場合は、なかなか売れにくくなってしまいます。
もちろん、DVDドライブは使用しないから壊れていても構わない、という人もおられます。
ですが、敢えて壊れてると分かっているものを仕入れるのは避けたよいでしょう。
ヒンジ欠けなど外装の傷が酷い
つぎに外装が酷く傷んでいる物も避けたいところです。
ここはケースバイケースなのですが、外装の傷ぐらいなら仕入れることもあります。
ただ、ヒンジ欠けや筐体が曲がっているもの、など状態が酷いものは避けるほうが良いでしょう。
もし仕入れたとしても、出品する際は写真付きで説明し、訳アリ商品として出品するようにしましょう。
USBポートの不具合
ノートパソコンであれば、いくつかUSBポートが備わっています。
そして稀にUSBポートが反応しない、という不具合のある端末も出品されています。
4つあるうちの一つだけが反応しない、というくらいなら状況次第では仕入れていますが、
可能であればUSBポートの不具合も避けたいところです。
USBはマウスや外付けHDD、Webカメラなど様々な周辺機器を接続するのに使用します。
つまりUSBポートは使用頻度が高い箇所なので、そこに不具合があると使用感が一気に落ちてしまいます。
そのため、USBポートに不具合がある場合は出来れば避けた方が良いでしょう。
できれば避けるべきものに関しては、状況次第では仕入れちゃいます。
ですが、売れにくく在庫を抱えやすいので、できれば避けた方がよいでしょう。
パソコン転売で避けるほうが良いけど対応可のもの
続いては、避けた方が良いけど対応可のものを説明しますね。
≪対応可能だけど初心者のうちは避けた方が良い≫
・AC電源無し
・メモリ無し
・HDD無し
・バッテリーNG
・SDメモリーNG
・無線LAN無し
では、個別に説明しますね。
AC電源無し
現物出品の場合、AC電源が付いていないものも多く出品されています。
この場合、慣れていない方は避けた方が良いのですが、AC電源を自分で仕入れることができる方は、対応可となります。
AC電源を仕入れる際の注意点としては、
・電圧
・外周、内周のサイズ
を調べた上で、対応したAC電源を仕入れます。
メーカーにもよりますが、AC電源は500円〜2000円くらいで仕入れることができます。
最初はAC電源無しの仕入れは避けるほうが良いのですが、仕入れに慣れてきた場合は少しずつ取り扱うのもいいでしょう。
メモリ無し
メモリが無いものも頻繁に出品されています。
メモリに関しては、ノートパソコンの裏を向けてネジを外せば、自分で取り付けられる場合も多いです。
そのため、メモリを自分で仕入れれば、メモリ無しのものも対応することができます。
比較的難易度は低いです。
ただ、機種によっては取り付けられるメモリが異なったりするので、ここもまた自分で調べられる知識がある方のみ取り扱うのも良いでしょう。
HDD無し
HDD無しの場合、Windowsが起動しません。
ですが、自分でWindowsをセットアップできる場合は、HDD無しのものを仕入れるもの可能です。
ただ注意点としまして、HDD無しのものを仕入れようとした際、
パソコンの裏にWindowsのライセンスシールが貼られているものに限ります。
悪徳出品者の場合、HDD無しでWindowsのライセンスシールも剥がして出品しているものもあります。
そういったものを仕入れてしまった場合は、パート取りにしか使用できません。
そのため、HDD無しを仕入れる場合はWindwosライセンスシールが確認できるもののみにしましょう。
バッテリーNG
バッテリーNGのものも出品されていますが、これは仕入れるのもアリです。
ですが、出品する際は「バッテリーが切れているのでAC電源をつないだ状態でご使用ください」
などの注意書きが必須です。
バッテリーNGの状態を説明した上で、ご理解いただいた方にのみ購入していただきましょう。
SDメモリーNG
SDメモリーNGの場合、これは気にせず購入します。
というのも、SDメモリーに関してはUSBに接続できる周辺機器も数百円で販売されています。
なので、あまり気にするほどの不具合とも言えません。
「SDメモリー読み込みNG」と記載の上で出品すれば問題ないでしょう。
無線LAN無し
古めの端末の場合、無線LANが付いていないものも出品されています。
ですが、この場合でも気にせず仕入れてしまいます。
そして、別途でUSB無線子機も仕入れて取り付けます。
購入者は、パソコンが届いた段階でインターネットに接続さえできれば、
外付け無線LANだからといってトラブルになることもありません。
USB無線子機は500円前後で仕入れることができますので、無線LANが無い端末でも「外付け無線LANを付けています」
と明記すれば特に問題ないでしょう。
以上が、僕が気にせず仕入れてしまうものです。
こちらも最初は避けた方が良いのですが、パソコン転売に慣れてきたら取り扱ってもいいかと思います。
パソコン転売(PC-BAS)で仕入れ時の注意点まとめ
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今回はパソコン転売の仕入れ時において、避けるべき項目や、気にせず仕入れてしまうものなどを具体的に説明しました。
・通電しない
・通電するけど画面が表示されない
・液晶画面不具合
・キーボード不具合
・BIOSロック
僕の経験上、上記のものは絶対に避けた方が良いです。
最初は無難なものを仕入れてパソコン転売に慣れていき、少しずつ自分で対応できる幅を広げていけば良いかと思います。
僕も最初はおっかなビックリで始めましたが、慣れてしまえばメモリ無しやHDD無しでも気にせず仕入れちゃいます。
もちろん、メモリやHDDを別途仕入れる際の値段の相場を抑えておくことが必要ですけどね。
その仕入れ分を販売時に上乗せして販売して、損をしないようにしていきましょう。
尚、PC-BASのユーザー管理画面からは仕入れ時における質問掲示板も用意されています。
そこでは色んな質問をすることができますので、
疑問に思ったことが即質問→そして回答をいただく
の流れが準備されていますので安心です。
PC-BASでパソコン転売をする場合のレビューは下記をご参照ください。
>>PC-BASのパソコン転売の口コミ評判とレビュー
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